かつらぎ接骨院 治療通信

かつらぎ接骨院(くずは・枚方・八幡・橋本・男山・牧野・松井山手・長尾・御殿山)の治療通信です。

水分摂取とスポーツ貧血

学校で、「部活中に水を飲んではいけない」は一昔前の話。
現在は、適度に水分摂取を勧められます。

熱中症熱疲労などの危険性が取りざたされますが、「スポーツ貧血」という言葉も知っておきましょう。

通常の貧血(鉄欠乏性貧血)は鉄分の摂取不足が原因で起こります。
しかし、スポーツ貧血は鉄分をしっかり摂取していても起こります。

そのメカニズムは以下の通りです。

・水分の摂取不足、高温環境下での長時間の運動で体内の水分が不足する
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・血液がドロドロになり、血液循環が悪くなる
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・体の防御機能により、血管の中に水分が集められる
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・更に運動が続き、水分が無くなってくると・・・
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・赤血球が破壊される
 (赤血球の中に少しだけ血漿という水分があり、それを使って血液を少しでもサラサラにしようとするという説)

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・酸素を運搬する赤血球が減少することで「貧血」が起こる


また、水分をしっかり摂取していても起こる「スポーツ貧血」があります。

・ランニングを行うと、足の裏の血管が着地に時につぶされます
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・血管内に流れる赤血球がつぶされ、破壊される
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・赤血球が不足して、「貧血」になる

これに対しては、クッション性の高いシューズでランニングを行うことが予防になります。
使い古して、クッションが固くなったシューズや、もともと靴底が薄い靴でランニングを行うことは避けましょう。


立ち上がったときにフラフラっとする「立ちくらみ」は上記の原因と共に、別の理由もあります。
長くなりますので、別の機会でお話しましょう(*^_^*)