かつらぎ接骨院 治療通信

かつらぎ接骨院(くずは・枚方・八幡・橋本・男山・牧野・松井山手・長尾・御殿山)の治療通信です。

膝の痛みを防ぐために

膝を伸ばす力はどのくらいですか?
ここで「○○kgです」と回答される方はほとんどいらっしゃらないと思います。
しかし、膝を伸ばす力はとても大切です。
通常の歩行でも、膝にかかる負担は「体重の1.2倍程度」と言われています。
階段を下るときに「体重の1.5倍程度」の負荷がかかります。
体重50㎏の方で、75㎏が片足にかかります。
つまり、75㎏を足で持ち上げるくらい強くないと、膝を支えられないということです。
膝がぐらぐらして、ダメージが蓄積すれば腫れや痛みが出てきます。

統計では、膝を伸ばす力が「体重の8割」ないと、日常生活で膝を痛めると言われ、スポーツをするのなら「体重の1.2倍」。
ラグビーなど体を当てて酷使するのなら「体重の1.5倍」ないとスポーツ障害を引き起こす危険性が高いと言われます。

でも、特殊な機械がないと筋力は計測できません。
そこで、簡易的な検査があります。

まず、両足を伸ばして床に座り、片足を根本から持ち上げます(裏ももが床から離れるように)。
そのまま動かさず、30秒耐えることができればOK
最低限の筋力は「有る」と判定できます。

レーニングも同様に、片足を挙げたまま30秒キープ!
30秒たったら反対の足を挙げてキープ! ×3回づつ
これを毎日するだけで、膝を支える筋肉がしっかりついてきます。
テレビを見ながらでも良いので、コツコツ続けてみましょう!