かつらぎ接骨院 治療通信

かつらぎ接骨院(くずは・枚方・八幡・橋本・男山・牧野・松井山手・長尾・御殿山)の治療通信です。

不眠やなんとなく体調が優れない・・・という方へ

最近「現代病」なんて言葉をよく耳にします。
不眠症やプチうつ、パニック障害等々…特にストレスに起因するものが多いようです。
ストレスは少しは必要ですが、ありすぎると体が過剰に反応して様々な症状が出てきます。

「自律神経」という言葉は聞かれたことがあるかもしれませんね。
体を興奮させる「交感神経」と
体をリラックスさせる「副交感神経」  2つ併せて「自律神経」といいます。

この相反する2つの神経がバランスをとって心身の健康が保たれています。

ストレスが多い状態が長期間続くと、体をリラックスさせる神経が負けてしまって体が常に興奮しやすくなってしまいます。
体は常に臨戦態勢。少しの物音でもドキッとしたり、血圧が上がって動悸がしたり、夜中にすぐに目が覚めてしまったりします。

体を興奮させる神経は背骨の胸の骨(胸椎)と腰の骨(腰椎)の上の方から出てきます。
だから、背骨がゆがんでいる人は、神経の出口が圧迫されたりして興奮(筋肉が緊張)しやすくなったりもします。


そこで皆さんにお勧めなのが「呼吸法」
バルサルバの反射」というものがあります。

「反射」とは熱いものを触ると手をひっこめたり、急に顔にものが近づくと目を閉じるといったアレです。

大きく息を吸い込んでゆっくりと息を吐きます。
ある程度吐いたら、またすぐに息を吸い込んでゆっくり吐く。
これを繰り返します。
要は、肺が膨らむと「反射」が起こり体をリラックスさせる神経が優位になります。
脈を測りながらしてみると分かります。

反対に肺が萎んでいる時間が長いと、体を興奮させる神経が優位になり、脈や血圧が上昇します。

1日に数回、通勤時間やテレビのCM中、お風呂の中などで習慣的にしてみましょう。
きっと少しずつ体の調子が変化してきて、夜もゆっくり眠れるようになりますよ。