スポーツ学生と保護者の方へ
毎日、部活動で傷めた学生たちが治療に来院されます。
話を聞いていると、準備体操やストレッチ、クールダウンなどが、きちんと指導されず、生徒任せの部活も多いようです。
顧問の先生!しっかり指導してください! …と思っていたのですが、、、
先日、教員の方とお話しをする機会があり、そこのところを質問してみました。
昔、部活でしていた程度の知識の方から、全く運動経験がない方、体育大学出身でしっかり専門知識のある方・・・様々です。
毎日夜遅くまで指導され、土日祝日も指導に来られ、遠方の大会なども引率されていますが、実は給料が上がったり、残業代が出ることは無いそうです。
大会の引率でも、交通費の自費分が支給されるだけ、お手当が千円出れば良い方なのだそうです。
それなのに、生徒に事故など起こったときは、責任を負わされる。 なんとも理不尽であると感じます。
本業の教員としての業務も超過し、夜遅くまで職員室で残業されて、本当に頭が上がりません。
これは、国が制度改革を行わないと解決しそうにありません。
でも、毎日練習はありますし、大会も迫ってくると練習も熱が入ります。待った無し!国の対応を待っている場合ではありません。
では、どうすれば良いか。
自分で考え行動することです。
練習方法やストレッチの仕方など、学校の図書室や市の図書館へ行けば沢山あります。
インターネットで検索すれば、ものすごい量の情報を得ることができます。
怪我をせず、大会でベストなパフォーマンスを発揮するためにはどうすれば良いか。
本気で考えれば、その答えはすぐに分かります。
時には、先生に頼ることも必要ですが、自分で考えて練習することはもっと大切です。
そして、ご両親は適度にサポートしてあげましょう。
過度に介入すれば、子どもの成長を妨げます。
あまり放置すると、思わぬ落とし穴に落っこちてしまうかも。
着かず離れず「保護者」でいてください。
そして、先生の「サポート役」よろしくお願いします。
スポーツを頑張るみんなが、怪我なく、目標に向かって全力で突き進むサポートをしていきたいと望むかつらぎ接骨院でした。