かつらぎ接骨院 治療通信

かつらぎ接骨院(くずは・枚方・八幡・橋本・男山・牧野・松井山手・長尾・御殿山)の治療通信です。

正常な関節可動域を知るということ

物事の正常・異常を判断するうえでは、基準が必要となります。
体の動きをみたとき、正常な動きかどうかは注意深く観察しないと分からないことが多いですね。
普段から見ている人は「違和感」を感じるかもしれませんが、その判断基準を知っておくことが重要です。

筋肉が固いと、正常な動きができないだけでなく、疲れやすく、回復が遅く、怪我をしやすいというデメリットが沢山あります。


歩いたり、走ったりする際によく使う「太もも(大腿)の前の筋肉」

これは、上向きに寝て片足を伸ばしたまま垂直まで挙がればOKです。
当然、反対の脚は膝を曲げてはいけません。

反対に、うつ伏せになり片足を曲げて130度(膝が直角よりも多く)曲がればリハビリ上はOK。
スポーツをするのであれば、お尻にかかとが着くくらい柔らかいと良いですね。

この筋肉は、膝も股関節も動かすので、固いと膝や腰の痛みに関係してきます。


更に、もう一つ

上向きに寝て、片膝を両手で抱えて、胸まで引きましょう。
伸ばしている方の膝が曲がってしまう人は骨盤の奥にある「腸腰筋」が固いことが考えられます。
これも腰痛の原因であり、膝が挙がりにくくつまずき易くなる原因でもあります。

このように、簡単な検査で自分の体が正常な動きをしているか判断できます。
もし、異常があれば怪我をする前に対策がうてますね。

なによりも、疲れにくく、回復の早い体って理想ですよね。

今後も体のいろんな部位の「正常可動域」を発信していきます。
チェックしていきましょう!

尚、かつらぎ接骨院では常にゆがみや固さなどのチェックを行っておりますので、お気軽にお問合せください。