手首の痛み(TFCC損傷)
よくあるスポーツ外傷で、「手首の痛み」があります。
治療現場でよく来院されるのがTFCC損傷。
TFCC (triangular fibrocartilage complex):三角繊維軟骨複合体
立ち上がるとき等、手をついたりして手首が反った状態で力が加わると、手首の小指側に痛みが起こる現象のことです。
スポーツはもちろん、日常生活でも手をつくことは多々あり、その度に痛みを感じるのはとても苦痛ですね。
しかも、日常でよく使う部分なので、治るまで結構時間がかかります。(3週間〜1か月くらい)
対処は、固定して安静。アイシングです。
機械体操の選手が、手首に白いテーピングを巻いているのを拝見されたことはございますか?
あれが、予防法であり、痛みが起こってしまったときの対処法です。
テーピングでも、バンテージでも、包帯でも構いませんので、手首にある程度圧力がかかるくらいの力で巻いておくと、日常で手をついてしまっても痛みを予防できます。
自然治癒を待つのがほとんどですが、仕事で毎日使う方や、スポーツをしていらっしゃって試合までに痛みを和らげたい方などは、「超音波を使った医療器具」などで治癒を早める方法があります。
かつらぎ接骨院では、毎日多くのスポーツ少年少女が来院されますので、夕方からはひっきりなしに超音波が出動します。
また、背骨や骨盤のゆがみ等が原因で、体のバランスが崩れ、いつも同じ側の手を着いてしまう方は、なかなか治りませんし、治ったとしても再発しやすいと言えます。
一度、体のバランスチェックを受けられても良いでしょう。
症状にのみ着目した治療をされている方は、一度視点を変えてみられてはいかがでしょう。
痛み、しびれなどのお悩みは原因から治療します。
かつらぎ接骨院