オーバーユースとミスユース
スポーツ障害のお話です。
スポーツ「障害」とスポーツ「外傷」とは違います。
スポーツ外傷とは、接触や転倒など、「いつ」「どこで」「どのようにして」怪我をしたかはっきりしており、出血や内出血、骨折など症状が明確です。
スポーツ障害は、主題にした「オーバーユース」(使いすぎ)(=ストレッチなどのケア不足)でおこったり、
「ミスユース」(間違った使い方、間違ったトレーニング)などで起こったりします。
シンスプリント(スネの骨膜炎)やオスグット病、野球肘やテニス肘などはすべて「スポーツ障害」に入ります。
そして、スポーツ障害とスポーツ外傷の決定的な違いは
「スポーツ障害は予防できる」
と、いう点です!
スポーツ外傷も、ある程度対策を立てれば予防できますが、スポーツをする上で起こりうる事象です。
しかし、スポーツ障害は「すべきことを怠ったことが原因」です。
ウォーミングアップ
ジョギング 10分から30分 少し汗ばむ程度
体操&ストレッチ15分から30分
クールダウン
ジョギング10分から30分
体操&ストレッチ30分以上
出来てますか?
「目標は全国大会!」なんて言っていながら、アップやダウンをちゃんとしていないなんて、「口先だけ」って言われてもしかたがないと思います。
目標を決めたら、
自分が今どういう状態なのか、
何が足りないのか、
それを充足するためには何をしたらいいのか、
などの現状把握とプロセス(過程)を決めて、
実行→チェック→修正→実行 (PDCA)
と繰り返さなければなりません。
本来であれば、指導者がこと細かに選手に伝えるべきではありますが、指導者とは、学校の先生であることがほとんどです。
通常業務に追われて、さらに部活の顧問まで・・・となると、行き届かないところがあっても仕方がありません。
自分の体は、自分が1番よく分かります。
ストレッチをすれば、どこが固いかはすぐに分かります。
それに気づいたら、すべきことは分かるはず!
それが出来るひとが一流選手。
分かっていても出来ないのが凡人とか二流というように分かれてきます。
将来、あの頃もっと真面目にやっていれば・・・
なんてアホなことを言わないように。今やるべきことをしっかり「実行」しましょう。
でも、最初から分かる人はいません。
そんなときに
かつらぎ接骨院を活用しましょう。