ガングリオンや脂肪腫
患者様を触診している際に、たまに見つけます。
ガングリオン
一度は聞いたことがありますか?
皮膚の下に、柔らかいポコっとしたコブのようなものです。
腱鞘けんしょう(腱を包むもの)、関節包(関節を包む袋)、靭帯(骨と骨をつなぐ繊維状のもの)などから出てくる良性の腫瘤しゅりゅうです。
若年女性に多く、手の甲によく出来るらしいのですが、全身で見られます。
よく似ているのが「脂肪腫」です。
これは、脂肪組織から出てきた「できもの」みたいなものです。
*「コブとりじいさん」のコブもこれかな?
だんだん大きくなって背中に直径15㎝、高さ2㎝くらいのコブを持っている方もいらっしゃいます。
共に害はないそうですが、神経に当たって痛みを感じることもあります。
稀に、中に悪いものが潜んでいることもあるそうなので、大きくなるようであれば、病院の受診を勧めます。
思い当たることがあれば、不安なまま放置せず、医師の診断を受けてスッキリされた方がストレス無く生活できますよね。
ストレスの多い社会なので、取り除けるものは少しでも減らしてエンジョイしましょう!