お酢を飲むと体が柔らかくなる?
昔からよく耳にすることですね。
「本当かな?」と思いますよね。
でも、全くハズレでもありません。
人は、体を動かすときに筋肉を縮めたり、弛めたりします。
その縮めるため、弛めるためのエネルギーを筋肉の中で作る必要があります。
(筋肉を弛めるためにもエネルギーが必要であることは、意外に知られていませんが)
小中学校の理科の教科書にも載っている「ミトコンドリア」という細胞内小器官でエネルギーは作られます。
そして、エネルギー源は脂肪や糖質です。
脂肪や糖質は血液に運搬されて筋肉に入ってくるのですが、固くなった筋肉は血流が悪いので、エネルギー不足の状態です。
つまり、筋肉が弛むためのエネルギーが無いために体が固くなっているのです。
そして、「ミトコンドリア」の中で糖や脂肪を分解するのに必要な「クエン酸」を酢が含んでいるのです。
その他、レモンや梅など酸っぱいものに入っています。
要約すると
酢を飲む → 筋肉に「クエン酸」が到達する → エネルギーが作られる → 筋肉が弛む = 体が柔らかくなる
と、少し無理やりですが、こういう事が考えられます。
昔の人はすごいですね。